中野爵喜被告・田渕大輔被告・渡辺誠氏に共通する「脅しと沈黙」

目次

命はかけなくて結構です、回答をしてください。

検察ユニオンから、中野爵喜被告、田渕大輔被告、株式会社ラストワンマイル代表取締役会長兼CEO・渡辺誠氏、鹿児島地方検察庁、熊本国税局の皆様へ、極めて穏当なお願いがあります。

命をかけなくて結構です。

刺し違えなくても結構です。

腹を切らなくても結構です。

会社を潰さなくても結構です。

誰かを社会的に抹殺しなくても結構です。

普通に質問に回答してください。

必要な関係者から事情を聴き、証拠を確認し、その結果を誠実に説明してください。

話はそれだけです。

中野爵喜被告も渡辺誠氏も、なぜすぐに命をかけるのか

検察ユニオンが保全しているLINE等によれば、中野爵喜被告は、周囲に対して自らの命をかけるとの趣旨の発言を繰り返していたとされています。

同様に、株式会社ラストワンマイル代表取締役会長兼CEO・渡辺誠氏についても、当組合が保全する録音等には、次の趣旨の発言が記録されています。

  • 「殺してやる」
  • 「刺し違えてでも潰す」
  • 「会社ごと滅ぼす」
  • 「絶対に上場廃止に追い込む」

中野爵喜被告も渡辺誠氏も、どうやら重要な局面になると、説明や証拠より先に命を持ち出す傾向があるようです。

しかし、命は契約の担保ではありません。

命をかけると宣言しても、発言内容が事実になるわけではありません。

刺し違えると宣言しても、相手の質問に答えたことにはなりません。

本当に自分の主張が正しいのであれば、命ではなく証拠を出してください。

田渕大輔被告まで「命かけているんだ、こっちは」

大阪地検特捜部の検事だった田渕大輔被告は、取調べの際、机をたたき、相手を激しく追及しながら、次のように発言したことが報じられています。

「失敗したら、腹を切らなきゃいけないんだよ」

「命かけているんだ、こっちは」

田渕大輔被告は現在、これらの取調べが特別公務員暴行陵虐罪に当たるとして刑事裁判にかけられています。

田渕大輔被告は、陵虐の意図はなく犯罪は成立しないとして、無罪を主張しています。

参考:テレビ朝日「史上初『検察なめんなよ』裁判」

もちろん、検察官が重大事件の捜査に責任感を持つこと自体は当然です。

多数の証拠を確認し、大勢の関係者から事情を聴くことも、検察官の重要な職務です。

しかし、取調べを受けている相手からすれば、突然、検事の命を差し出されても困ります。

検事は、取調べ相手と命の交換契約を締結しているわけではありません。

「命をかけているから自分の筋書きは正しい」という論理は、捜査でも裁判でも通用しません。

必要なのは、怒鳴り声でも、机をたたく音でも、腹を切る覚悟でもありません。

客観的な証拠と、反対意見にも耳を傾ける冷静な捜査です。

中野爵喜被告・田渕大輔被告・渡辺誠氏は本当に仲間なのか

念のため説明しますが、中野爵喜被告と渡辺誠氏の両名が、田渕大輔被告と実際に交流し、共謀し、同じ組織に所属しているという意味ではありません。

検察ユニオンが指摘しているのは、三者の言動に、奇妙な共通点が見られるということです。

中野爵喜被告・田渕大輔被告・渡辺誠氏は「命をかけたがる仲間」

中野爵喜被告は、LINE等で命をかけるとの趣旨の発言を繰り返していたとされています。

渡辺誠氏は、「殺す」「刺し違える」との趣旨の発言を繰り返していたことが、録音等で保全されています。

田渕大輔被告は、取調べで「腹を切らなきゃいけない」「命かけている」と発言したことが、公開された映像と報道で確認されています。

三者とも、なぜか通常の説明手続を飛び越え、いきなり命を議論のテーブルへ置こうとします。

しかし、誰もその命を預かりたいとは言っていません。

渡辺誠氏・鹿児島地検・熊本国税局は「回答しない仲間」

渡辺誠氏および株式会社ラストワンマイルには、当組合から多数の公開質問と正式な通知を送付しています。

ところが、殺害、会社破壊、上場廃止等を示唆する発言に関するものを含め、全ての質問に未だ回答は行われていません。

鹿児島地方検察庁と熊本国税局に対しても、馬見塚メモと呼ばれる資料の作成・流通経緯、押収物の管理、事情聴取の中断、株式会社ラストワンマイル周辺に対する捜査状況等について、繰り返し質問しています。

しかし、一切回答はありません。

どちらも、東証グロースに上場している公開企業と捜査権をもつ国家機関という、極めて公的な組織であるにも拘らず、です。

強気な言葉を発するときは非常に雄弁なのに、具体的な質問を受けると突然静かになる。

この現象を、検察ユニオンでは便宜上「回答しない仲間」と呼ぶことにします。

株式会社ラストワンマイル・鹿児島地検は「足し算仲間」

本件をめぐっては、性質の異なる数字を足し合わせ、事件や損害を実際以上に大きく見せるような説明が繰り返されてきました。

所得隠し額と脱税額。

売上高と利益。

貸付金と損害額。

告発対象と、実際に起訴された内容。

数字は、大きければよいわけではありません。

異なる性質の数字を足しても、新しい真実が生まれるわけではありません。

算数の問題であれば答えは一つですが、捜査の数字には、それぞれ意味と根拠があります。

命をかける前に、まず単位と項目を確認してください。

中野爵喜被告をめぐる馬見塚メモも、相当に命がけの雰囲気です

検察ユニオンが確認している、いわゆる「馬見塚メモ」には、多数の法人、個人、資金移動を結び付けた大規模な不正全体図が記載されています。

さらに、「告発」「起訴」「逮捕」といった、非常に強気な表現が並んでいます。

資料の表現だけを見れば、熊本国税局と鹿児島地方検察庁が、国家の威信をかけた巨大事件へ挑んでいるかのようです。

しかし、現時点で報道により確認できる中野爵喜被告の税事件の脱税額は、合計約7,800万円です。

約7,800万円は小さな金額ではありません。

一方で、全国規模の査察、多数の端末・帳簿の差押え、海外関係者、複数の法人、株式会社ラストワンマイル、渡辺誠氏、株式取引、貸付、外注費等を並べた大風呂敷との釣り合いは、依然として見えていません。

熊本国税局と鹿児島地方検察庁も、命をかけた雰囲気を演出する必要はありません。

馬見塚メモに書いた人物と法人を、普通に、一つずつ調べてください。

検察ユニオンの何万人全員に命をかける必要はありません

検察ユニオンには、全国各地の労働者、退職者、内部通報者、企業関係者から情報が寄せられています。

そのネットワークは非常に広く、関係者の全員から一度に事情を聴くことは現実的ではないでしょう。

しかし、だからといって、鹿児島地方検察庁や熊本国税局が、自分たちの筋書きに都合のよい人物だけを選び、反対証拠を持つ人物を放置してよいことにはなりません。

全員と命をかけて対決する必要はありません。

必要性と関連性を判断し、優先順位を付け、順番に話を聴けばよいのです。

鹿児島まで来られない人物がいるなら、鹿児島地方検察庁の検事が東京や神奈川へ行けばよいでしょう。

東京地方検察庁や横浜地方検察庁など、他の検察庁へ聴取を依頼する方法もあります。

事前にオンラインで概要を確認し、必要な者だけ対面聴取することもできます。

当組合は、捜査機関へ無制限の面会を強要しているのではありません。

聴取する者としない者を、証拠と合理的な基準によって選び、その判断に責任を持つよう求めています。

渡辺誠氏も、刺し違える前に対面で答えてください

渡辺誠氏は、特定の人物や米国上場会社に対し、「刺し違えてでも潰す」「上場廃止にする」との趣旨の発言をしているとされています。

しかし、刺し違える必要はありません。

検察ユニオンの質問へ、一つずつ答えればよいのです。

渡辺誠氏は、中野爵喜被告とどのような連絡を取っていたのでしょうか。

渡辺誠氏は、カンボジアで何を把握していたのでしょうか。

渡辺誠氏は、熊本国税局から何を返還されたのでしょうか。

渡辺誠氏が「全ての証拠を持っている」と主張する資料は、どこから入手したのでしょうか。

渡辺誠氏は、反社会的勢力とされる人物を、事業や交渉に利用したのでしょうか。

渡辺誠氏は、特定の人物を殺害し、会社を潰すとの趣旨の発言をしたのでしょうか。

回答は、「はい」「いいえ」と、その根拠資料で足ります。

日本刀も、暴力団の武勇伝も、命の交換も必要ありません。

そのために必要なのは自社の従業員への誠実なヒアリングです。

他ならぬラストワンマイル社の従業員からの悲痛の声を基に挙がった質問なのですから。

鹿児島地方検察庁と熊本国税局も、回答から逃げないでください

鹿児島地方検察庁と熊本国税局に対しては、次の事項を改めて質問します。

  1. 馬見塚メモと呼ばれる資料を、誰が作成し、誰が保有し、どの経路で外部へ流通させたのですか。
  2. 同資料に記載された株式会社ラストワンマイル、渡辺誠氏、関係法人および資金移動を全て調査しましたか。
  3. 調査対象としなかった人物や法人がある場合、その判断基準は何ですか。
  4. 中野爵喜被告や特定の情報提供者の供述に反する資料を持つ関係者からも、事情を聴きましたか。
  5. 対面聴取を行うと伝えた後、連絡を中断した関係者がいるのはなぜですか。
  6. 押収物の所在、返還先、鹿児島地方検察庁への引継状況を全て確認できますか。
  7. 現時点の起訴内容と、投入した人員・期間・費用との関係を、どのように評価していますか。
  8. 今後、追起訴または追加捜査を予定していますか。

命をかける必要はありません。

組織の威信をかける必要もありません。

記録を確認し、担当者へ聞き、普通に回答してください。

田渕大輔被告の「命をかけた」という言葉は、間違った捜査を正当化しません

田渕大輔被告の取調べでは、多数の証拠を集め、多数の関係者から話を聴き、命をかけて捜査しているとの趣旨が語られました。

しかし、どれほど多くの人員と時間を投入しても、結論が正しいとは限りません。

何千点の証拠を集めても、反対証拠を無視すれば誤ります。

何万人分の電子データを見ても、最初から犯人を決めて読めば、全てが有罪の材料に見えます。

命をかけたという主観的な覚悟は、適正な取調べ、証拠評価、説明責任の代わりにはなりません。

捜査機関に求められているのは、命がけの物語ではなく、冷静で公平な事実確認です。

中野爵喜被告・田渕大輔被告・渡辺誠氏に共通する三つの仲間

検察ユニオンが本件を眺めていると、次の三つの奇妙な仲間が見えてきます。

質問されても正面から説明しない「回答しない仲間」。

性質の異なる数字を足して話を大きくする「足し算仲間」。

説明が苦しくなると、突然、命や刺し違えを持ち出す「命をかけたがる仲間」。

組織も立場も異なる人物たちが、脅し、誇張、沈黙という同じ行動様式を見せているのであれば、その共通性は検証されるべきです。

中野爵喜被告・田渕大輔被告・渡辺誠氏は、命ではなく回答を出してください

中野爵喜被告が、自らの主張に命をかける必要はありません。

田渕大輔被告が、捜査の成功に命をかける必要もありません。

渡辺誠氏が、他者と刺し違える必要もありません。

鹿児島地方検察庁と熊本国税局が、巨大事件を演出する必要もありません。

必要なのは、次の四つだけです。

  1. 関係者の話を公平に聴くこと。
  2. 都合の悪い証拠も確認すること。
  3. 質問へ具体的に回答すること。
  4. 誤りがあれば、普通に訂正すること。

誰も命を要求していません。

誰も腹を切れとは言っていません。

誰も刺し違えようとはしていません。

回答から逃げ回らず、椅子に座り、資料を机に置き、普通に話してください。

検察ユニオンは、中野爵喜被告、田渕大輔被告、渡辺誠氏、鹿児島地方検察庁、熊本国税局からの合理的な反論、訂正、資料提供、対面での説明を受け付けます。

また、鹿児島地検の次席検事、池田検事、清水検事は本件を引き継いだ責任者です。

馬見塚メモで大風呂敷を撒き散らした以上、納税者に求めた「すぐにどこからでも飛んでこい」という凌虐溢れる勢いで終わらせて欲しいと思います。

もちろん、嶋崎剛統括官、岡博史氏、太田氏が北村厚国税局長の指示に従い、検察と命をかけつつも捜査情報を漏洩し続ける勇姿も楽しみにしております。

命ではなく、回答をお待ちしています。

国税ユニオンと検察ユニオンはこちらから

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