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組合専従者
首都圏青年ユニオン連合会には専従がおりませんので、永島Pは無料の当組合のことをしきりに「コンサルタント」という表現をします。
コンサルタントの語源は、相談するという意味の「consult」に由来していて、直接作業などをせずに、コンサルティングそのものを商品として対価を得ている職業を指します。
組合専従は、現代の世の中において不要になった職業の一つであることは一目瞭然ですので、当面の新しい労働組合には、専従者に取って代わって、問題の解決に寄与していくコンサルタントが多く存在していくことになります。
つまり、労働委員会への救済申し立てを代行するだけの組合専従などもはや不要で、労働者本人がインターネットを活用して、使用者に対して、発信・交渉をすることができるような時代になりました。
既存の労働組合は、「人の介在のもとに、人力で解決する」というこれまでのアナログな手法であるにもかかわらず、肝心な数の力を利用しないという極めてナンセンスな状況です。
もっとも、コンサルタントも過渡期に必要なだけで、ITやSNS、DXと言われる時代において、コンサルタントも不要になります。
とにかく、「労働者の皆様が集まるだけで、問題が起きない(解決できる)」プラットフォームづくりが急がれます。