ここ数日、青汁王子こと三崎優太氏に関する記事がネットを騒がせています。
一部の報道によると、自殺未遂なのでは?という憶測も飛び交っており、その原因はネットによる誹謗中傷が原因であるとされています。
飯塚盛康社労士事件に関しても似たような部分があり、事実無根をでっち上げ、さらには脅迫まがいの言動(彼(馬塲氏)を徹底的に潰しましょう)をSNSに書き込むなどしていました。
(2022/5/17現在該当の上記のコメントは削除されております ※上記画像はコメントが存在した投稿へのリンクです)
インターネット上の悪質な誹謗中傷により死に追い込むことを「指殺人」といい、特にお隣の韓国では、多数の芸能人が自殺に追いやられ社会問題化しています。
これは、書き込んだ本人の違法性が問われるのはもちろんのこと、SNS上でこれに同調した人物も同様に責任を負います。
東京地裁では、伊藤詩織氏の事件に関してリツイートであっても「投稿に賛同する表現として本人自身の発言だと理解するのが相当だ」と認めています。
今回の飯塚盛康社労士の書き込みで言うと、永島Pが同調しており同様のことが言い得ます。
「指殺人」には、誰かをあげつらって、誹謗中傷し、同調し、集団で特定個人を攻撃し、死に追いやるという暴力性がありますが、加害者側はSNS上で、気軽に、場合によっては意図せずにこれが行えてします。まして個人を追い詰めようと意図的に、組織的にこれを行った場合、その行為はまさしく殺人となりかねない行為となってしまいます。
労働者の皆様も人の命を軽視し、安易に牙を向くような集団には目を付けられないように、くれぐれもお気を付けください。
万一このような事件に巻き込まれた場合には、我慢せずに、命を絶つ前に、周囲の信頼できる人、弁護士、警察、もしくは我々のような労働組合、誰でもいいので相談しましょう。あなたの命は、このような悪質な人間に弄ばれていいような軽いものではありません。あなたの味方は必ずいることを忘れないでください。