10月22日付の日本経済新聞によると、正社員として勤務していた20代の女性が、
・上司にしつこく食事に誘われる
・誕生日に最寄り駅までつきまとわれプレゼントを渡される
などの、セクハラ行為により、「重度ストレス反応」の診断を受け、退職に追い込まれた事件で、立川労働基準監督署は本件を労災認定していたことが明らかとなりました。
2020/10/22 上司のセクハラで労災認定 三菱UFJ子会社の元社員(日本経済新聞へのリンク)
セクハラの態様は様々ですが、今回のように、身体接触のないセクハラでも労災認定されることが明らかとなりました。
今、首都圏青年ユニオン連合会に寄せられている事案についても、
・ラブホテルでの会議
・性交渉を執拗に求める
など、本件よりも悪質なものがあります。
しかし、会社側は、団交に一切応じる様子はなく、全くもって不誠実な対応をとっています。
首都圏青年ユニオン連合会は、今回の立川労働基準監督署の画期的な決定と、被害女性の勇気ある行動を無駄にしないように、セクハラ被害女性を一人でも救うために、できうる限りの手段を講じて、労働問題と闘ってまいります。