オンライン労働組合
6月27日付の日経新聞に、『「正社員クラブ」もう限界、オンライン労組若者動かす』
という見出しが踊りました。
記事の内容は、コロナ禍において、フリーランスやグローバル企業の末端で働くギグワーカーを引きつけ、既存の労働組合の地盤沈下が止まらないといった内容です。
働き方の多様化に加え、日本でもフリーランスはこの1年でほぼ倍増。
イギリスでは、すでに130万人が加盟する英国最大規模のオンライン労組 (Organise) が存在します。
かくいう、私たち首都圏青年ユニオン連合会もオンライン労組の一つと言え、最大の強みは、「機動力」と運営コストの低さが挙げられます。
既存の労働組合の組織率が20%代を下回る中で、私たちオンライン労組のプレゼンスは日に日に高まっています。
働き方によって受けられる恩恵が違うということがあってはならず、自分たちにとってメリットがなければ労働組合に加入しないという極めて当たり前の事象が起きているに過ぎません。
日経新聞の記事にはこう締め括られています。
憲法28条は労働者が団結して交渉し、行動する権利を保障している。加入資格を正社員に限定した企業別労組だけでは不十分なのは明らかだ。企業や雇用形態、政治思想の壁を越えた建設的な労使関係の構築に向けて、若い世代が投じた一石は小さくない。
労働委員会に申し立てたことをもって自ら壊滅したUAゼンセン(佐田労働組合事件)、
一方で、グランティア事件において労働委員会の活用方法を共産党に戦略的にプロバガンダさせて、労働者を守った首都圏青年ユニオン連合会。
私たちは、これからも働く皆様と共に活動を続けてまいります!