共産党・医労連・首都圏青年ユニオン
労働組合の歴史を振り返ると、共産党は労働組合を巧みに利用しながら統制の維持を図ってきました。
我々のブログにも頻繁に登場する、医労連もその一つです。
“1945年の敗戦後に、次々と生まれた労働組合の中で、医療労働者も日赤病院や国立病院の中で労働組合が結成されました。その後のレッドパージの中で、たたかいの後退を余儀なくされながらも、全厚労、健保労連(現 全JCHO病院労働組合連合会)や全労災が結成され、1957年8月31日、9組合3万800人が加盟する日本医労協(日本医療労働組合協議会、日本医労連の前身)が結成されました。”
とあります。
この文中に出てくる、「レッドパージ」。
終戦直後に、GHQによって、共産党員や共産党支持者が解雇されたことを指します。
その後、1957年には、現在の医労連の前身となる、日本医療労働組合協議会(医労協)が結成されるのですが、この団体も、共産党支持団体として活動をしています。
以降、上部団体である、全労連の中で最大の労働組合として、日本共産党を物心両面で支え続けています。
また、首都圏青年ユニオンは、正式名称を東京公務公共一般労働組合青年一般支部
と言います。
この団体は、母体が、東京自治労連となっていますが、この自治労連も、戦後共産党を排除したい勢力が大量脱退し、連合系の自治労を結成していきますので、自治労連自体は共産党支持者ばかりが色濃く残っている団体と言えます。
表向きには、政党の支持は自由とし、全ての議員に対して要請などを行っていますが、これに答えているのは日本共産党の議員ばかりです。果たしてどちらがが利用されているのか分かりません。
こういった歴史を紐解いてみても、自治労は政治的なしがらみから独立を果たしたにもかかわらず、医労連や首都圏青年ユニオンはいまだに、共産党の赤旗を利用し、労働組合活動を広報しています。
事実、共産党とは何ら関係のない、馬塲亮治特定社労士事件も赤旗に掲載されました。
これでも彼らは、「自分達は共産党支持ではない」と言い張っていますが、皆さんはどう思われますか?